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日向 しほり x Nikon 1 J3

“ゆるふわ”な雰囲気の写真を撮る

だんだんと冬の寒さを感じられるようになったこの頃。空は高く、空気も澄んで、ちょっと遠くまで足を延ばしたプチ旅行を楽しむにはもってこいの季節です。とある休日、しほりがやってきたのは蔵造りの町並みが美しい“小江戸”と呼ばれる川越。趣ある町並みはもちろんのこと、周辺の公園や神社、お菓子屋さんなど、カメラを持って思いのままに散策を楽しむしほり。「よし、今日は写真も思いのままに、イメージ通りの写真を撮ってみたいな」。というわけで、今回はピクチャーコントロールの機能を使って、しほり好みの“ゆるふわ”な雰囲気になる撮影にチャレンジ!さて、どんな作品に仕上がったでしょうか?

撮影監修:斎藤 勝則

Step1 ピクチャーコントロールってなに?

ピクチャーコントロールとは、写真の仕上がりを自分好みに調整できる絵づくり機能のこと。これまでも、被写体に合わせてピクチャーコントロールを「ビビッド」や「風景」などに変更して撮影をしましたが、それを元に鮮やかさを抑えたり色合いを変えたりなどオリジナルの設定を加え、カスタマイズすることでより自分好みの絵づくりを楽しむことができます。

ピクチャーコントロールの編集画面

輪郭強調
[0]側にすると輪郭が弱まりソフトな画像に、[9]側にするとくっきりとした画像になります。
コントラスト
[-]側にするとコントラストが弱まり軟調な画像になり、[+]側にすると硬調な画像になります。
明るさ
[-]側にすると暗くなり、[+]側にすると明るくなります。
色の濃さ(彩度)
[-]側にすると鮮やかさが抑えられ、[+]側にするとより鮮やかになります。
色合い(色相)
[-]側にすると赤みが増し、[+]側にすると黄色みが増します。

“ゆるふわ”モードの設定と登録方法

ここではまず、しほり好みのやわらかく、ゆるやかな雰囲気の写真を撮るのに適したモード、名付けて「“ゆるふわ”モード」の設定を例に、ピクチャーコントロールの設定と登録の方法をご紹介します。


  1. [メニュー]→[絵づくり]から、[Custom Picture Control]→[編集と登録]とロータリーマルチセレクターの→を押しながら進むと、[編集・登録対象の選択]画面が表示されます。[ニュートラル]を選択し、→で進みます。


  2. ピクチャーコントロールの編集画面が表示されたら、各項目の数値を、輪郭強調…[4]、コントラスト… [-3]、明るさ…[+1] 、色の濃さ(彩度)…[-3]、色合い(色相)…[0]に設定します。


  3. OKボタンを押すと、 [登録先の選択]画面が表示されます。


  4. C-1~9の中から登録先を選びOKボタンを押すと、“ゆるふわ”モードが[NEUTRAL-02]()として登録されます。

    ※[NEUTRAL-**]=**の部分は自動採番されます。

Step2 さっそく撮影してみよう!

ステップ1で登録した“ゆるふわ”モード([NEUTRAL-02])は、[メニュー]→[絵づくり]→[Picture Control]で、メニューとして表示されるようになります。早速、このモードを選択して、撮影をしてみましょう。
このモードは輪郭やコントラスト、鮮やかさを控えめにしており、やわらかく、ゆるやかな空気感を出したいときにはぴったり。さらにこのモードに設定した上で、ホワイトバランスを変えて色みを調整したり、露出を変えて明るさを調整したりすれば、表現の幅はぐんと広がります。より“ゆるふわ”な雰囲気を出したいならば、ホワイトバランスは曇天や晴天日陰、露出は明るめに設定するのがおすすめです。

ピクチャーコントロール設定前

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[スタンダード]モード+WB[オート]
光と影の部分など、コントラストがはっきり

ピクチャーコントロール設定後

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“ゆるふわ”モード+WB[晴天日陰]
輪郭やコントラストはゆるやかに、全体に明るさをプラス。ホワイトバランス設定でノスタルジックな印象の色味に

“ゆるふわ”モードで撮った作品

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“ゆるふわ”モード+WB[曇天]

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“ゆるふわ”モード+WB[曇天]

Step3 表現を広げてもっと写真を楽しもう

ピクチャーコントロールの設定は、一度登録しておけばいつでも簡単にその設定で撮影を楽しむことができます。いろいろな設定を試しながら、自分好みの仕上がりになるモードを探してみてください。
ここで、いくつかおすすめのモードをご紹介しましょう。

“カラフルキュート”モード

[ビビッド]から数値を設定

輪郭強調……[4]  コントラスト……[-3]  明るさ……[+1]  色の濃さ(彩度)……[+1]  色合い(色相)……[-2]

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“カラフルキュート”モード+WB[晴天日陰]

カラフルな飴玉は鮮やかさと輪郭を強調してよりかわいく、赤みを足して華やかさをプラス

“やわらかシック”モード

[ビビッド]から数値を設定

輪郭強調……[7]  コントラスト……[3]  明るさ……[+1]  色の濃さ(彩度)……[-2]  色合い(色相)……[0]

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“やわらかシック”モード+WB[曇天]

やわらかなイメージを残しつつ、輪郭とコントラストをつけて神社らしく厳かな雰囲気を演出

“レトロノスタルジー”モード

[ニュートラル]から数値を設定

輪郭強調……[4]  コントラスト…… [-3]  明るさ……[+1]  色の濃さ(彩度)……[-3]  色合い(色相)……[3]

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“レトロノスタルジー”モード+WB[曇天]

コントラストと彩度を弱めて黄色みをプラス。趣あるお店の雰囲気を、懐かしくレトロな印象に

“ゆるふわ”モード+広角レンズ

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“ゆるふわ”モード+WB[晴天日陰]で、標準レンズで撮影

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“ゆるふわ”モード+WB[晴天日陰]で、広角レンズで撮影。
レンズを変えることで奥行きや高さが出て、風景に広がりがでました

ワンポイントアドバイス

街歩きで活躍する広角レンズ

様々なシーンに出会える街歩きでの撮影。街角に現れる大きな建物や目の前に広がる町並み、広々とした空や公園などに出会ったら、画角の広い広角レンズでの撮影がおすすめ。今回の撮影で使用している超広角ズームレンズ1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6は、風景のスケール感を出した撮影から、狭い空間でも周囲を広く写しこんだ撮影が可能。遠近感が強調され奥行きも出るため、肉眼で見る景色とはまた違った絵を撮ることができるのも魅力です。
人物を入れた撮影でも、人物の背景に広がる風景や雰囲気までしっかり写し撮れるので、観光地へ出かけた際の記念写真やスナップ撮影などのシーンでも役立つ1本です。

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標準ズーム、1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMを使って、焦点距離10mm(35mm判換算で27mm)で撮影

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超広角ズームレンズ、1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6を使って、同じ位置から焦点距離6.7mm(35mm判換算で18mm)で撮影。背景の建物や立っている場所の様子まで広く写り、奥行きも強調されています

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