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書道家 武田双雲さん 気鋭の書道家・武田双雲さん。テレビ、映画などの題字を手掛けたり、パフォーマンス書道などの斬新な創作活動を展開、今もっとも注目を集めている書道家だ。書く書はいつも自由闊達で活き活きとし、概念にとらわれない表現方法は、多くの人の心を打っている。 |
プロフィール
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Beginning 出会い
S8を手に入れてからデジカメにハマり中 「僕、接写マニアなんです」
ニコンイメージングで写真ブログ「もじあそび」を連載中ですよね。それをきっかけにデジタルカメラにハマっているとうかがったのですが?
ええ、デジカメね。ブログを始めてから本当にハマってるんですよ。このS8、すごいですよね、シャッターも早いし、容量も大きいし、小さくて持ち運びも便利だし、うれしくてずっとこうやって手に持ってるんですよ(笑)。ずっと前に買ったデジカメをずっと使っていたので、今はこんなにすごい機能が付いてるんだ!ってびっくりしましたよ。
これまでも写真を撮る機会はあったんですね。
ありましたけど、それはデートするときとか旅行に行くときに撮る程度で、特にカメラにはハマってたというわけではなかったです。あくまでも記録用。でも今回、S8を持つようになって撮るのが楽しくなっちゃって!よく手ぶれをするから手ぶれ機能がついているのもいいですよね。BSS(ベストショットセレクター)※注1 も便利でよく使っています。
- ※注1 BSS(ベストショットセレクター)=さらにブレを軽減するための機能。BSSをONに設定すると、シャッターを押している間、最大10コマまで連続で撮影することができ、そのうち最も鮮明な1コマをカメラが自動的に選んで記憶してくれる。
そこまでハマったのはなぜなんでしょうか?
一番のハマった理由は、接写撮影です。僕、接写マニアなんです(笑)。散歩が好きなんですが、散歩中いつも花や葉っぱを観察するんです。人と違う視点でものを見るのが好きで、「この花びらの角度、花の付き方はどうしてこうなったんだ」とか「この葉っぱの枚数を数えてみよう」とかやってたんですね。
今はそれをデジカメで写真に撮ることができるんですよ。花や葉っぱに、ぐーっと接写で寄って撮れる。自分の見ているものを写真に収めるという感覚がこれまでありませんでしたから、これは新しい発見でしたね。こうやって撮ると、目で見る以上に特別なものに写るんですね。
散歩に行くときに写真を撮ることが多いんですね。
多いですね。あ、でも一番多く撮るのは子供です。去年生まれたんですけど、8割、9割は子供を撮っているかもしれません。いや、9割9分かな(笑)?「あ、あくびした!」「はい、変な顔してー」「立ったー」とか、なんでもいいんです。子供が今くらいの時期に新しいデジカメが手に入ったとなると、もう撮るしかしょうがいないでしょう、親としては(笑)。
確かにそうですよね(笑)。
ただね、最近思うんですが、写真を撮るようになって100%の感動を自分で受け止めることができなくなったように思うんです。たとえばこれまでは、散歩の途中で「なんだこの花!」って思ったら、その感動を自分の中で受け止めて、それを誰かに伝えようとは思わなかった。だけど今は感動した瞬間に、これを写真に撮って誰かに伝えたいと思っちゃうんです。感動を受け止めようとする前に、すでに能動的になっているんですよね。
それはマイナス面だと思いますか?
マイナスかどうかはわかりませんが、事実として、感動を受けたときの思考が以前と変わってしまったということです。デジカメを持つ前と持った後では、ものを見る目、見方は変わりました。でも、何かを得るということは何かを捨てなければならないというのは仕方のないことですし、ようは全てがそうならないようにすればいい。バランスの問題だと思います。生活の全てをデジカメを通して見るわけではないですからね。


