talk! talk! talk! ミュージシャン・榊いずみ(橘いずみ)さん


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Pleasure 楽しみ

写真を撮ることで 好きなものを再確認する

撮った写真はどのように管理しているんですか?

撮った後はコンピューターに写真を取り込んで、サイト用の写真を選んであとは消しちゃいます。サイト用の写真は一応資料として残してありますが、あとはあんまり……。

え?撮ったものを消してしまうんですか?

はい、消しちゃいます。私は撮ったものをあとでゆっくり見るということはなくて、撮影したときにその写真は完結しているんです。あまり残すことをメインに考えて写真を撮っていないんです。

撮る瞬間が楽しいということでしょうか。

そうですね。その瞬間を写真にフリーズするという感覚が楽しいですね。好きなものを目で見ているだけでも楽しいけれど、それをあえて写真で撮ることで「これが好きだ!」「こういうの好きよね?」って自分の感覚をカメラで後押ししているというか、確認作業をしている感じなんです。好きなもの、好きな色、そういうものをカメラであえて意識させているような、好きなものを整理、分類しているような気がするんです。

サイトに掲載している写真は、どのようにして選んでいるんですか?

一見、文書と関係ない写真に見えると思うんですけど、自分の中ではどこか関連付けたものを載せています。分かりにくい感じに繋がってるんです(笑)。
前に撮った写真にはすぐ興味がなくなってしまうので、だいたい日記を書いたその日とか前日に撮った写真を掲載しています。文書に書いてあることを写真にするのではなくて、その日の気持ちとか、その日の色合いとか……やわらかい文章にはふんわりした写真、みたいな感じで写真を選ぶんです。

ミュージシャン・榊いずみ(橘いずみ)さん

文書を書いたときの気持ちの合った写真なんですね。

はい、そのときの気持ちの色合いを表わしているような感じです。
他の写真は消してしまいますが、サイトに掲載した写真はすごく昔のものもデータで残っていて、それには自分で分かりやすいようにタイトルを付けているんです。それでこの前、一度そのデータを見直してみる機会があったんですが、タイトルを見ただけでどんな写真だったかハッキリ覚えているんですよ。それはすごいなって、自分でも思って。いや、何がすごいのかわからないですけど(笑)。
たぶん、写真はビジュアルの世界なんですが、私の中では言葉がセットになっているんだと思うんです。サイトの写真も、なんでこの文章でこの写真?っていうのがあるけれど、自分の中ではその日の言葉と繋がっているんです。

では、それらの写真を見せていただきたいなと思うのですが……消してしまうということなので写真は残ってないかもしれないですね(笑)?

(笑)いえ、残している写真もありますから大丈夫です。記念日的な写真とか、旅行に行った先の写真などは消しちゃうと写ってる人たちに怒られちゃいますからね(笑)。今回は、夫とハワイに旅行に行ったときの写真を持ってきましたので。