管洋志顧問の写真集と遺作展「一瞬のアジア people and nature in harmony」 2014年03月04日

写真集

大自然と人間の生き様に魅せられた、管洋志のアジアへの旅は、1969年からの1年半のネパール滞在を機に40余年にわたる。庶民の生活に寄り添い、心を通わせ撮り続けた写真の中より、たくましく生きるアジアの人々の1コマ1コマを集めてみた。撮っているのは日々の営み。たとえば1日働く男の一瞬の日常、手伝う子ども、家族、祈り、取り巻く原風景。主役はあくまで人間だ。厳しい日常であっても、暗い、厳しいといった表情がない。子どもでも働きから学ぶ、そこに悲壮感はない。彼らなりに納得している日常が汲み取れる。自然を敬い、大地に根ざした人の営みに、学ぶことが多いという管洋志が出逢った“アジア”。未発表作品を含む代表作約160点を展開する写真集。(文・管洋介)

管洋志写真集「一瞬のアジア people and nature in harmony」

出 版:新潮社
価 格:3,200円[税別]
発行日:2014年3月28日

写真展

銀座ニコンサロンおよび大阪ニコンサロンにて、管洋志顧問の遺作展「一瞬のアジア people and nature in harmony」が開催されます。展覧会冒頭の挨拶文で管洋志氏は、次のように述べています。

「写真を撮ることで一歩二歩と踏み込み、コミュニケーションを重ねていくことで親交を深め、家に招かれたりご馳走になったりと、お世話になりっぱなしの旅だ。『人生は糸車のようなもの、ぐるぐる廻りながら糸を紡ぎ、その糸は人様のお役に立ってゆく』と言ったミャンマーの僧侶のことが頭をよぎる。日本人が忘れかけている、人間同士の情や思いやり、尊厳といったものが脈々と生きて渦巻いているのが、アジア各地の庶民の暮らしだ。本当の豊かさは、日々の繰り返しの中 にある」

アジア各国を巡り、人と自然を写し続けてきた写真家・管洋志氏は、12年間にわたりニッコールクラブ顧問としてもご尽力 いただきました。人とふれあい、旅をしたくなるような管洋志氏の作品、約60点(未発表作含む)をぜひご覧ください。

ニコンサロン特別展 管洋志写真展「一瞬のアジア people and nature in harmony」

  • 東京…2014年4月9日(水)~4月22日(火)銀座ニコンサロン
  • 大阪…2014年5月1日(木)~5月14日(水)大阪ニコンサロン