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イベントフォトコンテスト

「錦秋の立山~阿陀ヶ原・天狗平・みくりが池・称名滝~」撮影ツアー

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総評 菊池哲男

プリントまで気を配ろう

初日が雨、3日目は横殴りの雨が降るなど全体的に天候はあまりよくありませんでしたが、美女平の立山杉の撮影ではほとんど雨が止み、理想的なガスが流れて雨上がりのしっとりとした雰囲気の中で撮影ができました。また、立山室堂に宿泊した2日目のクライマックスは快晴という幸運に恵まれ、作品も鮮やかなものがたくさん集まりました。
そんな中で特選は小久保実さんの「威風堂々」。屋久島の大木を思わせるような立山杉の存在感を縦構図で上手く表現しています。準特選の伊藤史朗さんの「秋高し立山に澄むナナカマド」は、抜けるような青空の下、紅葉したナナカマドとのバランスがとても良いです。和田眞二さんの「錦秋の剱岳」は、天狗平からのフレーミングが良く、奥行きと迫力があります。
全体的にプリントがよくなかったために作品の足を引っ張る作品が目立ったのは残念でした。プリントの仕上がりも評価につながるので注意してください。

イベント概要

開催日 2016年9月26日(月)〜9月28日(水)
参加者 35名
応募点数 211点
審査 菊池哲男