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イベントフォトコンテスト

「関東・甲信越ブロック モデル」大撮影会

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総評 ハナブサ・リュウ

多種多彩、様々な個性あふれる作品

今回は初めて松戸市「21世紀の森と広場」で開催しました。お天気にも恵まれ、会員の皆さまと楽しく有意義な一日を過ごすことができました。
さて、コンテストの結果ですが、ごらんのように多種多彩、様々な表現の作品が寄せられました。特に目立ったのが、85ミリf1.4や58ミリf1.4のレンズでの、絞りを開けて美しいボケ味を生かし、モデルとの距離が近く臨場感のあふれた作品が目をひきました。これはニッコールクラブの撮影会ならではの、モデルとのコミュニケーションがとれる接近戦の効果で随所に現れていました。
特選は吉田信正さん「森に棲む」。レンズの特性を最大限に発揮し、美しい光を生かして、自然と共存したモデルの姿を余すところなく表現しています。とても完成度の高い作品です。準特選、須藤明弘さん「視線」は、まさに視線の強さが生きている、正面から挑んだストレートな表現です。神宮司章夫さん「花のなかの女」は、満開のポピーの中で、記念写真のような無理のないモデルの姿をてらいなく捉えています。とても好感が持てました。保坂信歩さん「ブロンドヘアーの横顔」は、彫刻的な横顔の美しいフォルムを存分に表現しています。福嶋慶亮さん「日ざし」は、光と影の面白さを上手く使って、個性豊かな表現にしています。山崎和雄さん「見つめる」は、麦畑の中で、ややユーモアのあるシチュエーションを空間を生かしたヨコ位置で、おしゃれにファンタジックな表現をしています。
入選や佳作の多くも、撮影場所の雰囲気をうまく生かした個性があふれる作品で甲乙つけがたく、審査にとても苦労いたしました。次回もふるってご参加ください。
最後に、松戸支部の方々に多大なご協力をいただき感謝いたします。ありがとうございました。

イベント概要

開催日 2016年5月21日(土)
参加者 617名
応募点数 1,506点
審査 大西みつぐ、織作峰子、小林紀晴、三好和義、ハナブサ・リュウ